社長挨拶
社長挨拶
カーボンンマイクロコイル(CMC)は,ニッケル(Ni)触媒を用いてアセチレンを高温熱分解して得られますが、その際、Ni触媒をコイルの頭につけて人間の鼓動(脈拍)と同じ、約60回転/分の速度で回転しながら成長します。その際、触媒から成長した2本のカーボンファイバーは互いに絡み合いながら二重らせん構造をつくりますが、その構造は生命体(DMA)の基本構造です。まるで人間の鼓動を感じこれに共鳴するかのように、生き物のように成長するのです。そこには、人間・生命体と共鳴する命が宿り,意識すら持っているようにも感じられます。したがって、CMCは人間・生命体にやさしく共鳴する高度の新規機能の発現と無限の応用の可能性を秘めております。CMCは既存技術にはない全く新しいタイプの新素材/材料です。
世界的なオンリーワン技術であるCMCを発見したから20年以上経過しました。しかし、まだ十分な発展がなされておりません。CMC技術を幅広く実用化して社会に還元することは、CMC技術の発見者・パイオニアとしての社会的責務であると考えます。
CMC技術の無限の可能性を理解し協力していただける皆様と共に、CMCを社会に役立てる事業、特に健康・福祉・医療・介護分野、を強力に進めてまいります。
設立経緯
下表にカーボンマイクロコイルの開発の歴史の概略を示す。カーボンマイクロコイルは、岐阜大学教授(現名誉教授)の元島栖二博士らにより1990 年に世界で初めて発見され、以後20年間以上にわたり精力的な研究開発が進められ、新規機能も発見され、ノーベル賞級の革新的新素材として世界的にも大変注目されるようになりました。1997年にはカーボンマイクロコイルに関する情報発信・交換の場としてカーボンマイクロコイル研究会を設立しましたが、2010年には日本ヘリカルサイエンス学会へと発展しました。
岐阜大学発ベンチャー企業(シーエムシー技術開発(株)の設立
1999年、岐阜大学教授元島栖二博士(現社長))により開発されたCMC技術を実用化するために、8大学教官(東工大、名大、岐大、京大、阪大、九工大、長崎大、長崎総科大)、他、合計12名の共同出資により設立(元島博士の持ち株数は50%以上であったが、役員には就任せず)したが、設立1年後には元島社長はその経営権を失った。
したがって、
現在では、元島社長は、このシーエムシー技術開発(株)とは全く関係ありません。
岐阜大学発ベンチャー企業 “(株)CMC総合研究所”の設立
元島栖二博士が岐阜大学を定年退職した2009年に、カーボンマイコイルコイルの発見者であり、パイオニアとしての社会的責務から、社長の持ち株が100%の研究開発型ベンチャー企業の(株)CMC総合研究所(本社:岐阜市)を設立しました。
(注)(株)CMC総合研究所は、シーエムシー技術開発(株)とは全く関係ありません。
(株)CMC総合研究所の詳細
本研究所は、岐阜大学名誉教授の元島栖二氏により、1990年に世界に先駆けて開発されたカーボンマイクロコイルを中心としたヘリカル物質に関する科学と技術の発展及びそれらの商品開発・販売を通して、人類の健康と福祉の向上に貢献することを目的として2009 年4月に設立されました。
(注)(株)CMC総合研究所は、シーエムシー技術開発(株)とは全く関係ありません。
◆(株)CMC総合研究所とは?ノーベル賞級と言われている革新的新素材のカーボンマイクロコイルの発見者であり、この技術の世界的第一人者である岐阜大学名誉教授の元島栖二博士により、2009年4月に設立された研究開発型のベンチャー企業です。カーボンコイルの基礎・応用研究、事業化により、社会に貢献することを目的としており、特にCMCの健康、医療分野への応用を目指しております。
◆カーボンマイクロコイルとは?カーボンマイクロコイルとは、アセチレンの高温熱分解により合成されるマイクロコイル状の気相成長炭素繊維の一種で、DNA( 遺伝子)と類似の二重らせん構造をもっていります。このカーボンマイクロコイルは、既存材料では得られないような新規でかつ高度機能を示し、電磁波吸収材、センサー、エネルギー変換材などの工業分野から、健康・医療分野まで、非常に幅広い分野への応用が期待されている世界的な革新的新素材です。
◆CMCアドバイザリーボードとは?日本発の革新的新素材であるカーボンマイクロコイルとその技術の正常な発展及びその発見者でありパイオニアである元島栖二博士が企業化した研究開発型ベンチャー企業である(株)CMC総合研究所の発展を支援するため、多くの大学教授を中心として結成されたもので、現在80 名以上の方が登録され、活発な支援活動が行われております。
元島栖二について1990 年にマイクロコイルの気相成長炭素繊維(カーボンマイクロコイル)の合成に世界で初めて成功した。その後20年以上にわたりCMC技術の基礎・応用研究を精力的に行い、CMC技術の世界的権威者として国内外で注目されている。
1999年に、CMC技術の実用化のため、全国の大学教授などに呼びかけて大学発ベンチャー企業であるシーエムシー技術開発(株)を設立したが、半年後には経営権を失った。大学を定年退職した2009年に、この革新的CMC技術を広く社会に還元することはCMC技術の発見者・パイオニアとしての責務であると考え、(株)CMC総合研究所を設立し、CMCの基礎・応用技術の開発、商品化・事業化を行っている。
(注)現在、元島とシーエムシー技術開発(株)とは全く関係ありません。